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摂食・嚥下・口腔のケア

摂食・嚥下障害とは

疾病や老化などの原因により、飲食物の咀嚼や飲み込みが困難になる障害をいいます。通常、私たちが咀嚼した食べ物は舌を使って咽頭へ送られ、喉頭蓋で気管に蓋をし、食道へと送り込まれます。これらの複雑な運動に関わる神経や筋肉に何らかの障害が生じた場合、摂食・嚥下(えんげ)障害となるわけです。

誤嚥とは

飲食物や唾液などが気管や肺に入ることをいいます。肺に入った飲食物や唾液は、肺組織に障害を与え、肺炎を発症させたり(誤嚥性肺炎)、気道をふさいで窒息の原因になったりします。

●摂食・嚥下障害チェック表

こんな症状が一つでもあったら摂食・嚥下障害を疑ってみましょう。

食事中むせる

食事中にむせることがある

唾液がたまる

唾液が口の中にたまる

飲み込むのに苦労

飲み込むのに苦労することがある

硬い物が噛みにくい

硬いものが噛みにくくなった

舌に白いものがつく
舌に白い苔のようなものがついている

声が変わった
声が変わった(ガラガラ声や鼻に抜ける声)

よく咳をする

よく咳をする

食事を残す

食事を残すことが多い(食べる量が減った)

体重が減った

体重が減った(この1ヵ月で5%以上、半年で10%以上)

食事時のポイント

●むせるとき

液体でむせるようなときは、とろみをつけるようにする。とろみをつけることで、口や喉の中で液体の動きがゆっくりになるようにする。
飲み込むことに意識を集中させ、しっかりと息を止めて飲み込むようにする。おへそを見るような姿勢(頚部前屈)で飲み込むようにする。

●飲み込めない

口の中でつるんと移動するものを選ぶ。自分の手に持って食べてもらう。食品の種類を変える。リクライニング姿勢(60度くらいにベッドを傾け、頚部を軽く前屈した姿勢)で食べる。

●食後にガラガラ声になる

ガラガラ声は食べ物が喉に残っている状態なので、喉に残りにくい食品にしたり、とろみをつけるようにする。違う食品を交互に食べたり、一口について2回「ごっくん」をする。右下を向いて「ごっくん」、左下を向いて「ごっくん」を行う(横向き嚥下)。

●食事中

座位で上手に食べられないときは、ベッドを60度くらいに倒し、首の後ろに枕などを入れて、頸部の筋肉をゆるめ(頚部前屈位)、ちょっとリラックスした姿勢で食べやすい食品を食べたり飲んだりしてみる。飲み込むことに意識を集中させることは誤嚥を防ぐので、集中しやすい環境を整える。

●食 後

食後1~2時間は食べたものが逆流しやすいので、すぐに横にならないようにする。

調理のポイント

バラバラになるものはマヨネーズであえたり、あんでとろみをつけたり工夫する。衣のついたものは卵でとじたりすると、まとまって食べやすい。上記のようにしても食べにくい場合はミキサーにかけてまとまりやすくし、ミキサーしたものをゼラチンで寄せて食べるのもよい。

【情報提供】株式会社マルコ

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摂食・嚥下・口腔のケア

摂食・嚥下障害とは

疾病や老化などの原因により、飲食物の咀嚼や飲み込みが困難になる障害をいいます。通常、私たちが咀嚼した食べ物は舌を使って咽頭へ送られ、喉頭蓋で気管に蓋をし、食道へと送り込まれます。これらの複雑な運動に関わる神経や筋肉に何らかの障害が生じた場合、摂食・嚥下(えんげ)障害となるわけです。

誤嚥とは

飲食物や唾液などが気管や肺に入ることをいいます。肺に入った飲食物や唾液は、肺組織に障害を与え、肺炎を発症させたり(誤嚥性肺炎)、気道をふさいで窒息の原因になったりします。

●摂食・嚥下障害チェック表

こんな症状が一つでもあったら摂食・嚥下障害を疑ってみましょう。

食事中むせる

食事中にむせることがある

唾液がたまる

唾液が口の中にたまる

飲み込むのに苦労

飲み込むのに苦労することがある

硬い物が噛みにくい

硬いものが噛みにくくなった

舌に白いものがつく舌に白い苔のようなものがついている

声が変わった声が変わった(ガラガラ声や鼻に抜ける声)

よく咳をする

よく咳をする

食事を残す

食事を残すことが多い(食べる量が減った)

体重が減った

体重が減った(この1ヵ月で5%以上、半年で10%以上)

食事時のポイント

●むせるとき

液体でむせるようなときは、とろみをつけるようにする。とろみをつけることで、口や喉の中で液体の動きがゆっくりになるようにする。
飲み込むことに意識を集中させ、しっかりと息を止めて飲み込むようにする。おへそを見るような姿勢(頚部前屈)で飲み込むようにする。

●飲み込めない

口の中でつるんと移動するものを選ぶ。自分の手に持って食べてもらう。食品の種類を変える。リクライニング姿勢(60度くらいにベッドを傾け、頚部を軽く前屈した姿勢)で食べる。

●食後にガラガラ声になる

ガラガラ声は食べ物が喉に残っている状態なので、喉に残りにくい食品にしたり、とろみをつけるようにする。違う食品を交互に食べたり、一口について2回「ごっくん」をする。右下を向いて「ごっくん」、左下を向いて「ごっくん」を行う(横向き嚥下)。

●食事中

座位で上手に食べられないときは、ベッドを60度くらいに倒し、首の後ろに枕などを入れて、頸部の筋肉をゆるめ(頚部前屈位)、ちょっとリラックスした姿勢で食べやすい食品を食べたり飲んだりしてみる。飲み込むことに意識を集中させることは誤嚥を防ぐので、集中しやすい環境を整える。

●食 後

食後1~2時間は食べたものが逆流しやすいので、すぐに横にならないようにする。

調理のポイント

バラバラになるものはマヨネーズであえたり、あんでとろみをつけたり工夫する。衣のついたものは卵でとじたりすると、まとまって食べやすい。上記のようにしても食べにくい場合はミキサーにかけてまとまりやすくし、ミキサーしたものをゼラチンで寄せて食べるのもよい。

【情報提供】株式会社マルコ