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呼吸リハビリテーションが必要な病気

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPDとは、かつて肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれていた病気です。これらの病気は合併することが多く、合わせてCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と呼んでいます。COPDの特徴は、空気の通り道が狭くなる変化と肺が破壊されることによって起こる、咳・痰(たん)・体動時の息苦しさです。症状はゆっくりと進行し不可逆的(元に戻らない)です。COPDを引き起こす原因は、長期間の喫煙、有毒な空気やガスの吸入です。日本では500万人以上のCOPD患者さんがいるといわれています。

正常な肺と異常な肺

■正常な気管支
肺胞までの空気の通り道です
■正常な肺胞
酸素と二酸化炭素の入れ替え(ガス交換)が行われます

■異常な気管支
気管支の炎症やむくみ・痰によって気管や気管支がつまってしまいます
■正常な肺胞
肺胞がつぶれて弾力がなくなり空気が吐き出されません

肺結核後遺症

肺結核後遺症は、肺結核治療の後遺症として起こる呼吸不全です。結核はかつて不治の病といわれ、有効な抗結核薬が登場するまでは、病巣を切除する肺切除や、肋骨を数本切除することで肺を潰し、換気と血流を減らすことで結核病巣を封じ込めてしまう胸郭形成術などが第一選択肢でした。これらの治療は昭和30年代まで行われており、当時治療を受けた患者さんたちがその後の加齢により、肺容量の減少や胸郭運動低下による呼吸苦・息切れを発症しています。

間質性肺炎

私たちが肺炎と呼んでいる病気は、主に細菌やウィルスの感染が原因で肺胞の内部 に炎症が起こります。一方、間質性肺炎は、肺胞と肺胞の間(間質)に炎症が起こり、さらに肺胞の壁が厚くなり、最終的には肺全体が硬化・縮小する病気です。肺が膨らみにくくなる(拘束性障害といいます)ため、呼吸苦・息切れを起こします。間質性肺炎の50~60%は原因不明とされていますが、粉じん・薬剤・放射線・感染・膠原病などが原因でも発症します。

気管支喘息

気管支喘息は、空気の通り道である気道の慢性的な炎症と、気道が狭くなる狭窄などによって咳や喘鳴(ぜいめい:呼吸時に起こるゼーゼー、ヒューヒューという雑音)を引き起こす病気です。進行するに従い、少しの動作でも息苦しさ・喘鳴が現れるようになります。 発作を引き起こす原因は、アレルギー、感染、天候、運動、ストレス、環境因子など多彩で、特に夜間から明け方にかけて症状が起こります。成人で発症する人も多く、風邪薬や痛み止めに入っている解熱鎮痛剤が原因となっている人もいます。

在宅酸素療法の疾患別患者数

在宅酸素療法の疾患別患者数

【情報提供】株式会社マルコ

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呼吸リハビリテーションが
必要な病気

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPDとは、かつて肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれていた病気です。これらの病気は合併することが多く、合わせてCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と呼んでいます。COPDの特徴は、空気の通り道が狭くなる変化と肺が破壊されることによって起こる、咳・痰(たん)・体動時の息苦しさです。症状はゆっくりと進行し不可逆的(元に戻らない)です。COPDを引き起こす原因は、長期間の喫煙、有毒な空気やガスの吸入です。日本では500万人以上のCOPD患者さんがいるといわれています。

正常な肺と異常な肺

■正常な気管支
肺胞までの空気の通り道です
■正常な肺胞
酸素と二酸化炭素の入れ替え(ガス交換)が行われます

正常な肺と異常な肺

■異常な気管支
気管支の炎症やむくみ・痰によって気管や気管支がつまってしまいます
■正常な肺胞
肺胞がつぶれて弾力がなくなり空気が吐き出されません

肺結核後遺症

肺結核後遺症は、肺結核治療の後遺症として起こる呼吸不全です。結核はかつて不治の病といわれ、有効な抗結核薬が登場するまでは、病巣を切除する肺切除や、肋骨を数本切除することで肺を潰し、換気と血流を減らすことで結核病巣を封じ込めてしまう胸郭形成術などが第一選択肢でした。これらの治療は昭和30年代まで行われており、当時治療を受けた患者さんたちがその後の加齢により、肺容量の減少や胸郭運動低下による呼吸苦・息切れを発症しています。

間質性肺炎

私たちが肺炎と呼んでいる病気は、主に細菌やウィルスの感染が原因で肺胞の内部 に炎症が起こります。一方、間質性肺炎は、肺胞と肺胞の間(間質)に炎症が起こり、さらに肺胞の壁が厚くなり、最終的には肺全体が硬化・縮小する病気です。肺が膨らみにくくなる(拘束性障害といいます)ため、呼吸苦・息切れを起こします。間質性肺炎の50~60%は原因不明とされていますが、粉じん・薬剤・放射線・感染・膠原病などが原因でも発症します。

気管支喘息

気管支喘息は、空気の通り道である気道の慢性的な炎症と、気道が狭くなる狭窄などによって咳や喘鳴(ぜいめい:呼吸時に起こるゼーゼー、ヒューヒューという雑音)を引き起こす病気です。進行するに従い、少しの動作でも息苦しさ・喘鳴が現れるようになります。 発作を引き起こす原因は、アレルギー、感染、天候、運動、ストレス、環境因子など多彩で、特に夜間から明け方にかけて症状が起こります。成人で発症する人も多く、風邪薬や痛み止めに入っている解熱鎮痛剤が原因となっている人もいます。

在宅酸素療法の疾患別患者数

在宅酸素療法の疾患別患者数

【情報提供】株式会社マルコ